妊娠後期に入って「なんか怠い」「なんか眠い」という心身の不調が続いております。
妊娠17wめで切迫流産、妊娠22wめで切迫早産となり、ついにこの度「障害なき生存」と呼ばれる妊娠28wを迎えることが出来ました!
胸をなでおろしたのも束の間、襲い掛かる絶不調の毎日。
マタニティライフってこんなにもつらいものなの? と泣き言の連続です。
そこで今回は、妊娠後期につわりのような症状が復活する「後期つわり」について調べました。
嘔吐、胸やけ、げっぷといった「吐きづわり」、めまい、頭痛、眠気といった「眠りづわり」など、つわりのメカニズムやその原因・対策などをまとめてあります。
目次から気になる症状のところに飛んでくださいね^^
妊娠中のつわりのピークはいつまで?
つわりは妊娠初期の一過性で、いつのまにか自然消失するものです。
症状の出現が早朝や空腹時など、限定的であることも特徴の1つで、英語では「Morning sickness」と呼ばれているほど。
とはいえ個人差が大きく、一日中症状があって重い方や、妊娠全般にわたって軽い方、妊娠後期になってもスッキリすることなく続く方まで様々です。
また同じ人でも第一子と第二子では症状が違かったりすることも多く、一概に体質とは言えないため、つわりの仕組みは完全に解明されていません。
つわりが出始める時期は?
症状の出現は、ちょうど妊娠検査で陽性反応出る頃である「妊娠5~6w前後」が一般的とされています。
- 全体の50~80%が経験する
- 経産婦より初産婦に多い
- 胎児の性別で症状の増減はない
- 多胎かどうかで症状の増減はない
男の子だとつわりが軽い、双子だとつわりは重い、なんてことはありません。
(その両方である私はどうなるんだという話ですよね^^;)
色々な俗説はありますが、謎が多いのもつわりの特徴です。
つわりのピークは?
妊娠7~12wがピークと言われています。
ちょうど胎児の器官形成の時期で、妊娠初期のころになりますね。
一般的に、胎盤が完成する妊娠15〜16w頃までに落ち着く人が多いそうです。
妊娠中期の安定期にあたり、「あれほど悩んでいたのにウソのよう!」というくらいスッキリする方もいるようです。
私も一番症状の重かった「眠りづわり」は妊娠初期がピークでしたね。。。
(一日の半分は何もできずに寝ていました)
つわりと妊娠悪阻(にんしんおそ)の違い
つわりの症状がひどい状態が続くと、妊娠悪阻の可能性があります。
「いずれは収まる」と思って、我慢していると症状が悪化し、入院措置を取らざるを得なくなる場合も。
以下のような症状が当てはまる場合は、自己判断せずにかかりつけの産婦人科を受診してください。
- 食事が受け付けず、飢餓の状態(低血糖・動悸・浮腫)
- 水分の摂取が難しく、脱水の状態(皮膚の乾燥・乏尿)
- 1日5回以上の嘔吐が一日中続く
- 妊娠前より5%以上の体重減少
- 尿中ケトン体が陽性
つわりが悪化した場合の検査
まずは尿検査を行い、ケトン体の反応を調べます。
(尿中ケトン体は、つわりによって低栄養と脱水症状が続くと、尿中に検出される数値になります)
検査が陽性となり、脱水や栄養不足が確認された場合は、水分や栄養補給の点滴を注射します。
基本的には通院治療になりますが、経過によっては入院になる場合も。。。
つわりで胎児に影響は出る?
つわりでしばらく食べれないことが続いても、母体のエネルギーを優先して胎児にまわすため、赤ちゃんに影響が出ることは少ないと言われています。
しかし水分も摂取できないほどの重度の妊娠悪阻の場合、母体を守るための人工中絶にまでいたる確率が 0.1% あるそうです。
割合は1000人に1人いるかどうかとはいえ、万が一の重症化を防ぐためにも積極的に医師に相談することが大切です。
私の場合は、食べつわりや吐きつわりがなかったので、栄養面は問題ありませんでした。(偏食はあったけど)
しかし不妊治療の末の妊娠だったため、初期流産に怯えて鬱々としてた時期と様々なマイナートラブルが重なり、妊娠初期は心身ともにボロボロの状態。
マイナートラブルについてはこちら。
そしてようやく安定期に入った時には管理入院になってしまい、ウテメリン点滴の副作用と相まって、体調が回復する実感が持てないまま。
1か月後に一時退院できたものの、妊娠27wには切迫早産で再入院、妊娠後期に突入していきます。
そして治まっていたはずの「眠りつわり」の症状が復活してしまったという流れです。← now!
妊娠後期に再発!眠りつわりとは
眠りつわりとはその名の通り、何もできずに眠たくなってしまうという症状です。
いわゆる吐きづわりで栄養失調状態になるようなこともなく、ただただ「眠たくなるだけ」なので、たいしたことはないと思う方もいるかもしれません。
確かに私のように管理入院中で、ベット上から降りることを禁止された絶対安静の妊婦であれば、まだ被害は少ないと思います。
しかし普通の生活を送っている中で、日中に強い眠気が襲ってくることで、あらゆる活動が妨げられてしまうのは想像以上に大変なことです。
眠りつわりの症状とは
人によって程度の差はありますが、トータルで12~18時間ほど睡眠にあてると考えてみてください。
眠りづわりがひどいとハッキリ言って何もできません。
やりたい事、やらねばいけない事が出来ずに、自己嫌悪に陥ることもしばしば。
夜が眠れない
日中に行動できずに太陽光を浴びないで過ごしていると、自律神経がますます乱れて、精神的に落ち込みやすくなります。
日中に強い睡魔に襲われ、寝すぎることにより、夜寝れないことがあります。
一日中寝すぎてしまうことで生活バランスが崩れて、昼夜逆転になると悪化の一途です。
まだ眠くないと思っても定時には部屋を暗くしてお布団に入るようにしましょう。
(ちなみに私は日中いくら寝ても関係なく夜も寝れていました。笑)
周囲に理解されない
また、そのつらさが周りに理解されないことも「眠りつわり」の妊婦さんにとっては大変つらい事です。
眠気で集中できなかったり、普段より多く眠ることが「さぼっている」と判断されることもあります。
特に働いている方はつらいですよね。
チョコやガムをかむ、眠気覚ましのツボを押す、クール系の目薬をさすなどして意識的に眠気対策をしましょう。
家族には眠りつわりであることを伝え、家事などはできる範囲で行うようにして、パートナーと共に「すべては赤ちゃんのため!」「妊娠中は仕方がないこと」と、自分でも納得することが大切です。
神経を刺激して眠気を覚ますアロマオイルもおすすめ
ちょうどよい量で しっかり果汁の香りです
レモン・ユーカリ・ジュニパーなどの香りには、神経を刺激し「眠気を覚ます効果」が期待できます。
上記は100%天然精油と特殊還元のマイナスイオン水で作られた「無添加アロマオイルスプレー」なので、赤ちゃんが生まれてからも安心して使えます。
眠気を感じたら、シュッとひと吹き!
ジェルタイプもあるので、お好みでどうぞ(*^^*)
頭痛が起こる
さらに眠りつわりは、眠気だけでなく、頭痛や倦怠感の症状が強く出ることも。
頭痛の原因は寝すぎることです。
寝すぎると脳の血管が広がり、周囲の血管を圧迫し、ドクンドクンと脈打つように痛む片頭痛が起こります。
また長時間、同じ態勢で寝ることで肩や首に負担がかかり、神経痛によって頭痛が起こることもあるでしょう。
頭が痛かったり、身体がだるい状態が続くのは大変なストレスです。
対処療法になりますが、片頭痛には胃腸を温める食べ物や、こめかみを冷やすことが効果的と言われています。
妊娠中の冷え対策!生姜は身体を温めます
ホットミルクにひとさじ入れるととても美味しいです。
生姜は体に良いので、簡単に摂取できて良い商品だと思います。
上記は生姜をパウダー状に加工しているため、料理や飲み物に手軽に使用できます。
生姜以外にも、辛味に強い方であれば唐辛子・山椒などもおすすめ。(摂りすぎは胃が荒れるので注意!)
逆にうま味調味料を使った料理・ファストフード(グルタミン酸)や、ハム・サラミ(亜硝酸ナトリウム)、ココア・ブルーベリー(ポリフェノール)、チーズ(チラミン)などは片頭痛に良くないそうです。
妊娠後期に眠気が続く原因
眠りつわりには、いくつかの説があります。
ホルモンの影響
妊娠初期の眠りつわりの原因は、プロゲステロンという黄体ホルモンの影響といわれています。
プロゲステロンが分解されると、アロプロゲステロンという強い催眠効果がある物質も増加することが研究でわかっているのです。
妊娠を継続するのに必要なもので、妊娠初期のころに活発に分泌される。
そしてプロゲステロンは出産するまで増え続けるため、妊娠中期~後期にわたって「眠気が続く」ことが考えられます。
妊娠後期のプロゲステロンの影響は出産まで続く場合がほとんどで、ホルモンの影響で熟睡できずに、昼寝や夜にどんなに寝ても「まだ眠い…」と感じるケースも。
身体の変化
赤ちゃんの成長に伴い、お腹が大きくなることも影響しているのではないかといわれています。
妊娠後期の体重増加で普段より体力を使うことで疲れやすくなり、臨月になる頃には少し動いただけでも疲れたり息切れがすることもあります。
双子妊娠の場合は妊娠8ヶ月には単胎妊娠の臨月並みの大きさになるので、疲れた内臓機能が休息によって回復しようと、「眠気・倦怠感」を感じることもあるようです。
血流不足
お腹の中では血液に乗せて、常に赤ちゃんに栄養を送っている状態。
特に妊娠後期には赤ちゃんも大きくなっているので、さらに血液の量は増し、内臓や身体にとって大きな負担のかかる時期です。
そのため、臨月間近には鉄分不足に陥りやすく、それにより血流が悪くる場合があります。
大きく育った胎児が心臓・胃・肺などの子宮周辺の内蔵を圧迫することで、さらに血流が悪くなり、疲労を感じやすく「眠気」を起こすのではないかといわれています。
妊娠後期や臨月の眠りつわりがつらい
昼間に眠気が取れなかったり、頭が痛かったり、身体がだるい状態が続いていると、何もずに気持ちも落ち込みますよね。
しかしこの時期に眠い・だるいと感じるのは、お腹が大きくなり、体が休息を求めているからと考えられます。
24時間・絶え間なく赤ちゃんに栄養をおくるという「大仕事」を何カ月も続けている事によって、母体の内臓が疲弊して「眠い=休め」とサインを送っているのです。
赤ちゃんが順調に成長している証だととらえ、周囲の協力でなんとか乗り切りましょう!
妊娠後期に吐き気が再発!つわりとは違うの?
ようやくおさまった吐き気が、妊娠後期や臨月に復活してしまう場合があります。
妊娠初期の吐きつわりの仕組みとして有力な説は、妊娠すると分泌されるヒト絨毛性ゴナドトロピン(hCG)というホルモンが甲状腺機能を高め、嘔吐中枢を刺激するためと言われています。
しかし妊娠後期では、また違った理由もあると考えられてます。
胸やけ・げっぷ・吐き気・嘔吐などの症状が妊娠後期に出る場合
まずは直接的な原因として、胎児の成長があげられます。
妊娠後期に入ると胎児が大きくなることで、胃が圧迫され、その刺激で胃酸が逆流することが原因で、胸やけや嘔吐につながることがあります。
子宮が大きくなることで、胃が下から持ち上げられるので胃がムカムカする、吐き気がすると感じるのです。
臨月になれば症状がより顕著に出ますが、妊娠中期であっても母体が小柄で胎児が大きかったり、多胎妊娠の場合は、通常よりも早く子宮が大きくなるので、胃の圧迫が強くなるそうです。
子宮の圧迫が原因の吐き気の対処法
赤ちゃんが大きくなることは喜ばしいですが、それにより胃の機能が低下しています。
以下のようなことに気を付けると、症状が軽減できる場合もあるそうです。
- 消化の悪い食べ物(油もの・刺激物)はさける
- 消化の妨げになるので、食後すぐに横にならない
- 炭酸飲料などはゲップ、胃を大きくする原因になるので控える
- いっぺんに食べるのではなく、ちょこちょこ食べるようにする
このように、胃にやさしい生活習慣や食生活を心がけることが大事なんですね。
妊娠中に胃痛が強い場合は病気の可能性も
また、特に胃が痛い場合は「妊娠高血圧症候群」の初期症状ということもあります。
母体の血管拡張がスムーズにいかず、赤ちゃんのために増加させた血液がうまく循環できなくなる症状。
➡ 高血圧・蛋白尿・頭痛などのほか、悪化すると子宮内胎児発育不全や、子癇(しかん)を起こすこともあり、母子ともに命の危険にさらされる可能性も。
妊娠高血圧症候群には、血行障害で様々な臓器の血管が細くなってしまう症状があります。
胃の血管が細くなると粘膜障害が起こり、それよって胃痛がでるケースがあるそうです。
粘膜障害の症状としては、みぞおちのあたりの痛み、胃部膨満感、むかつき、嘔吐、吐血、下血などがあげられます。
もしこのような胃の痛みがある場合は、速やかにかかりつけ医に相談しましょう。
便秘が原因の吐き気があるって本当?
考え方は「大きくなった子宮が胃を圧迫している」ケースと一緒で、宿便がたまった腸が胃を圧迫し、吐き気を催すことがあります。
特に妊婦は、妊娠中期から後期にかけて子宮が大きくなることで、腸を圧迫し便秘の症状が悪化する人が多いと言われています。
つまり、お腹が大きくなるごとに、胃腸が圧迫されて腸の活動が悪くなり腸に便が溜まるので、その上にある胃は必然的に状態が悪くなるという悪循環に陥ってしまうわけですね。
このように腸の調子が悪いと、胸やけ・げっぷ・吐き気・嘔吐といった症状が出てくる可能性があります。
子宮の圧迫が原因の吐き気の対処法
便秘を解消するためには、食物繊維や水分などを多く摂る必要があります。しかし吐き気が伴っている場合は、なかなか食生活の改善は難しいことがありますよね(~_~;)
その場合は医師に相談して、妊娠中であっても安全に使える下剤を処方してもらいましょう。
妊娠中の便秘についてはこちら。
お腹が大きくなってきたときに便秘が続くと、本当に気持ち悪くなってきますよね。
でも妊娠後期や臨月近くにトイレでいきむことは、早産につながる可能性があるので、無理しないことが大切です!
実際、私も管理入院中に便秘のせいで「子宮頸管長が1/2に短縮」したことがあります。。。
頑固な便秘を解決したのは処方薬の「お腹の痛くならない下剤」と「バジルシード」でした(^^♪
参考にしてください!
妊娠中の便秘についてはこちら。
妊娠後期につわりが復活する原因
安定期に入って、治まってくるはずのつわりの症状。
しかし前述の通り、妊娠中期~後期になっても胃がムカムカするような消化器系の症状がある場合や、頭痛・めまい・眠気といった自律神経系の症状が出る場合があります。
そういった妊娠初期を抜けても現れる不快な症状を、俗称で「後期つわり」と呼んでいることがあります。
「つわり」という言葉が一般的が故に、大変伝わりやすいのですが、実は医学的にはこのような言葉はありません。
妊娠後期に入ってからの症状は、妊娠初期のつわりと異なったことが原因で起こっていると考えられています。
ではまず、つわりの仕組みから見ていきましょう。
つわりのメカニズムって?
つわりの起きるメカニズムは未だに解明されていませんが、原因と思われているものはいくつかあります。
つわりの原因① ホルモンバランス
つわりは妊娠10wあたりにピークを迎え、妊娠16wごろまでにはほぼ終息しますが、ヒト絨毛性ゴナドトロピン(hCG)は、その経過と正比例する形で分泌されるため、つわりとの関係が考えられています。
妊娠した女性だけが分泌するホルモンで、胎盤の一部で作られる。
妊娠維持に欠かせないホルモンで、妊娠検査薬の判定に検出されるものでもある。
妊娠判定についてはこちら。
胎盤はゼロから作られます。
独立した内分泌器官が丸々ひとつ増えるわけですから、妊娠が内分泌系に及ぼす影響の大きさは想像に難くありませんね(^^;)
そして前述の通り、胎盤が完成したあとは、プロゲステロンの影響を受けます。
胎盤が完成したあとも、つわりのような症状に悩まされる方は、プロゲステロンが増えすぎていることが原因と考えられています。
つわりの原因② 免疫反応
つわりを一種のアレルギー反応と捉える考え方です。
人間には、自分でない物質に対して排除する働き=免疫機能が備わっています。
母体にとってお腹の赤ちゃんは完全な異物にあたるため、自分の体を構成するタンパクとは別ものとして拒絶するため、吐き気などのつわりの症状が出るという説になります。
妊娠中はに免疫の働きを鈍らせて、受精卵を攻撃しないようにしていますが、人によっては免疫反応が強く働く場合が考えられるのです。
つわりの原因③ 自律神経系
ホルモンバランスの急激な変化によって自律神経が不安定になることが考えられます。
交感神経優位な状態が続くと、動悸・食欲不信・めまい・不眠などの様々な不調が現れます。
朝につわりの症状が出やすいのは、交感神経と副交感神経の「切り替え」がうまくいっていないから、との指摘もあります。
自律神経は簡単にバランスを崩してしまうので、妊娠期間の全般にわたって悪影響を及ぼしている可能性があります。
つわりには心理的な不調が隠れている場合も
前述の通り、つわりは「気の持ちよう」や「甘え」といった精神論や根性論で考えることは誤りであることが理解できたと思います。
そして妊娠中は身体の変化だけではなく、心の変化も引き起こします。
妊娠や出産に対する不安や、家族関係のトラブルなど、妊婦のストレスは想像以上に大きいもの。
内分泌、免疫、自律神経の乱れ(体の変化)に、妊娠に伴うストレスが加わることで、つわりが長期化・重症化してしまうのです。
つわりの症状は千差万別!
つわりによる様々な体の症状は、大半の妊婦さんに何らかの形で現れます。
しかしその程度に違いが出るのは、ホルモンの分泌量の違いや、環境の違いやストレス耐性からくる精神的な状況、そもそもの妊娠時における健康状態もかかわってくるからと考えられています。
「自分が軽かったから」
「周りの妊婦さんは元気だから」
たとえ一部の方がそうでも、全ての妊婦さんが「つわりが軽い」わけでも「妊娠初期だけでおさまる」わけでもないということです。
苦しんでいる方がいれば、周囲は追い詰めるようなことを言うべきではないですし、本人も「我慢しなくては」と無理をすることがないように気をつけたいものですね。
つわりの重症化を防ぎ、軽減させる方法
つわりには吐き気、頭痛、倦怠感、眠気、過食といったものから、寝ても寝ても眠たいという「眠りつわり」と呼ばれるものまで様々な症状があります。
つわりは妊娠中期に入ると落ち着いてくるものですが、中には私のように臨月や出産までずっとつわりがある方もいます。
体がだるく、常にストレスを感じるので非常に辛いです。
そこで少しでも症状を軽くさせる方法はないか調べました。
つわり改善法① 思う存分寝る
とはいえ仕事や他に子供がいる場合は、なかなか難しいと思います。
上司に相談して昼休みに仮眠をとる、子供のお昼寝タイムに一緒に寝る、家事が間に合わなければ旦那様に手伝ってもらう、など工夫をして「出来るだけ我慢し過ぎないこと」が大切です。
その点、私の場合は入院していますから、思う存分寝られるのでラッキーですね(笑)
今日は朝の健診や、ごはん、シャワーの合間合間で、ずっと寝てました。
これだけ寝ても夜も寝れるのだから恐ろしいです。。。
つわり改善法② 睡眠の質を上げる
熟睡できていないと、体力の回復にも影響を及ぼします。
しかし妊娠後期になると、お腹が大きくて体勢がうまくとれなかったり、頻尿やお腹の重み、激しい胎動でなかなか熟睡できません。
どうしたら自分が心地よく感じるか、いろいろ試してみましょう。
- 抱き枕
- 音楽
- 癒しDVD
- マットや枕を良いものに変える
- 旦那様にマッサージしてもらう など
また冷えは自律神経にも良くないので、お風呂でゆっくり筋肉をほぐして、温まってお布団に入るのも良いですね!
睡眠の質や冷えについてはこちら。
つわり改善法③ 栄養をしっかりバランスよく摂る
鉄分が足りないと貧血になり、眠気の原因にもなります。
また、必須栄養素のビタミンB、ビタミンCは身体を動かすエネルギー源となります。
小魚、レバー、ひじき、牛乳、卵、大豆、湯葉 など
★ビタミンB不足には
うなぎ、タラコ、卵黄、モロヘイヤ など
★ビタミンC不足には
イチゴ、レモン、ゴーヤ、ブロッコリー など
私も今日の採血で、また貧血気味と言われてしまって、これ以上悪化したら、点滴で鉄剤を補給するから〜と言われてしまいました。
妊娠後期は特に注意が必要ですね(/ω\)
鉄分と共にビタミンの補給をして倦怠感や眠気から抜け出しましょう!
妊娠中におすすめの鉄分サプリはこちら
安価なので大変助かっています。
小粒ですし飲みやすく続けやすいです。
つわり改善法④ 理解を得て、サポートしてもらう
私も経験があるので分かりますが、ただ眠いだけって「大したこと無い」と思われてしまいがち。
しかしホルモンに振り回され、1番つらいのは妊婦さん本人です。
男性や出産未経験者には、怠慢からくる眠気ではなく、つわりの症状であることを説明しないと理解してもらえません。
コントロール不可の症状であると、まずは知ってもらうことが重要です。
つわり改善法⑤ 適度な運動
日中に外出や軽いストレッチなど、身体を動かすのも良いそうです。
身体を動かすことで血行が良くなり、怠さも軽減され、眠気を感じにくくなります。
そしてダラダラと一日中寝てしまうよりも、夜の睡眠の質が上がります。
ただし臨月間近や切迫症状がある方は、過度な運動は禁物です。
自分の体調と相談して、無理のない範囲で行うように心がけましょう。
その他のつわり改善方法
(中略)つわりをラクにする生活習慣
8.胃を圧迫しない
リクライニングチェアの背を倒してゆったりもたれるとラクになることも。
9.肩甲骨の間を温める
左右の肩甲骨の間を温めると背中の筋肉がほぐれ、血流がよくなりリラックスに。ホットタオルでみぞおちを温めるのもおすすめ。
10.とにかく横になる
体力を消耗しやすい時期なので、まめに横になる習慣を。
11.スマホやPCを見過ぎない
スマホやPCの画面を見るなど目を使いすぎると気分が悪くなり、ブルーライトの影響で頭痛、不眠につながることもあるので注意。
12.気分転換に散歩したり、人と会う
体調がいいときは外に出て散歩をするだけでも気分転換に。外に出られないときは、友達に家に来てもらうなど、だれかと会って話すだけでも気がまぎれることも。(中略)
それでもつわりの症状が悪化していく場合は、迷わずに受診しましょう!
病院での治療は吐きつわりの場合、脱水と栄養失調を防ぐ対症療法が中心となります。
身体の症状が緩和すれば、心のストレスは大きく減少し、結果つわりの重症化を食い止めることができます。
それ以外の症状でも、現場では様々なケースを診ているでしょうから、より具体的に自分に合ったアドバイスと、場合によっては薬を処方してもらえるでしょう。(便秘や鉄分etc)
妊娠後期や臨月になっても、つらさが増していく場合は、カウンセリングなどプロに相談するのもいいと思います。
「十分頑張っているよ。大丈夫!」と言われるだけで、泣けてくるくらいメンタルが弱ってるのが妊婦さんです。
まずは、つらいことを周囲に理解してもらって協力を得ること、そして自分自身が少しでも楽になれる方法を模索することが一番の解決方法と言えますね。
妊娠中のメンタルヘルスについてはこちら。
まとめ
- 妊娠中のつわりのメカニズムは完全には解明されていないが、内分泌系・免疫系・自律神経系などが原因というのが有力な説
- 妊娠後期になると、身体の変化・ホルモンバランス・ストレス・病気の初期症状なども考えられる
- つわり症状を軽減させるには、生活習慣だけでなく、気持ちの在り方も大切です
というおはなしでした。
適度に運動して、癒される空間でリラックス、質の良い睡眠と栄養バランスの良い食事が良いのでしょうけども。。。
そんな「理想的な過ごし方」ができている妊婦さんは、果たしてどれくらいいるのでしょうか(´-∀-`;)
とにかく無理をしないこと、ストレスを溜めないことに全力を注ぐべきだと思います!
そして個人的には切迫流産と診断されて早3ヶ月弱、ついにインタクトサバイバルの日を迎えられたことに感謝感謝です。
これで最悪の事態は避けられそうで、胸を撫で下ろしています^^
記念すべき本日の子宮頸管長は2.4cmで相変わらずですが、双子は元気です!
切迫流産と言われてからちょうど折り返し地点、妊娠後期に突入で、また新たに3ヶ月が始まります。
(う、そう考えると気が遠くなる…;)
とりあえず、次の目標は妊娠30wかな。
焦らず少しづつ双子と頑張っていきたいと思います!