ついに2回目の凍結胚移植の結果がでます!
病院からは、「胚移植翌日に出血がなければ、問題はないので普段通りの生活をして構わない」と言われていますよね。
でも、どの程度良いのか疑問に思ったので、移植直後と妊娠判定までの期間をどのように過ごせば良いのか調べました。
目次
胚移植直後の安静期間
手術後には、体調確認を含めた安静があります。
しかし安静時間の長さと妊娠率に相関がないという研究発表もあることから、患者の容態に問題がなければ安静時間を持たないとする施設も増えています。
今回の調査でも4分の1(24%)の施設が設けていないとのことでした。
設けている場合、時間はどのくらいなのでしょう?
移植後の安静時間の目安はどのくらい?
15分、30分、1時間程度とする施設で6割、15分、30分程とするところがもっとも多く43%、1時間が17%。決っていないが11%でした。
上記を見てわかるように、移植手術直後の安静時間については、海外での学会の報告を参考に、安静の必要性を再検討するクリニックが増えてきているようです。
実際に安静時間を設けていた時と、廃止してからとを比較したデータをとっても「大きな差はなかった」という報告を掲載しているクリニックも散見しました。
私が通っていたクリニックも、採卵後は安静時間を設けていましたが、胚移植後は特に気分が悪い等が無ければ直帰OKでした。
採卵についてはこちら。
胚移植後の日常生活
胚移植後の生活に安静生活の必要はあるのでしょうか?
胚移植後に卵に影響はない
結論から言うと、移植後にすぐ起き上がっても、1日間寝たきりでも妊娠率は変わりません。
一度子宮内に入った胚は動いたからと言って、体外に転がって出てしまうような事はないからです。
巷で言われているものは、おまじないやジンクスの様なもので、医学的なデータとして行動を制限したことによって出生率に影響があったという報告は無いそうです。
自然妊娠では、着床のタイミングは分からないわけですから、妊娠がわかるまで特別変わったことはしませんよね。
つまり、いつも通りの生活の中で「妊娠するときはする」ということ。
着床するかどうかは、「卵の質」「着床の窓」のタイミングが揃うかに掛かっているので、それ以降の生活に関しては、何か新しいことを始める必要もなく、普段していたことをやめる必要も無いのです。
着床についてはこちら。
気をつけることや注意点
普段まったくしない様な「激しい運動」「激しいストレスを感じる行為」をわざわざする人は居ないと思います。
その中でも注意した方がいいことは何でしょうか。
性交渉(2〜3日)、過度な運動(1〜2日)
それ以降は問題ありません。
妊娠判定まで
喫煙、CT・造影検査(胃透視、注腸検査)
冷え、過度のストレス、過度の労働、徹夜、生肉
アルコール(問題ないが、飲みすぎない程度)
長時間の車・新幹線・飛行機
旅行、温泉、重いものを持つ
ゴルフ、水泳、ジョギング(普段しているスポーツ)
妊活中から葉酸の摂取を!
妊娠初期に葉酸が不足すると、神経管欠損症(二分脊椎、無脳児、脳瘤)の原因となります。
諸外国では妊娠前から摂取するように強く勧められています。
最低限の摂取量と期間は、妊娠の1ヶ月前~妊娠3ヶ月まで、1日0.4mg(400μg)です。
胚移植するからには必ず取り入れましょう!
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妊活中の栄養についてはこちら。
2回めの胚移植の結果発表
「普段通り」ということで、妊娠判定までの間に、以前から予定していたベトナム旅行に行くという暴挙。
もんもんと待つより、海外旅行でストレス解消できたので後悔はありません(*’ω’*)
そのベトナム旅行から帰ってすぐに、妊娠判定検査がありました。
10/14 全体で30回め。
オール自費で 17,290円 でした。
妊娠判定の血液検査の結果は
相変わらず混んでいる病院。
ようやく呼ばれて、まずは血液検査です。
結果が出るまで、さらに1時間ほど待ちます。
この日は手持ちの仕事が終わらず、tabで後処理をしていたので、前回のようにドキドキすることもなく。
診察室に呼ばれた時も「もう?! まだ終わっていない〜!(仕事が)」って感じでした(;´Д`)
頭が仕事から切り替わらないうちに、さっそく結果の書かれた小さな紙を出されます。
果たして今回は。。。??
ヒト絨毛性性腺刺激ホルモン187.5 mlU/ml
β–HCGの基準値
2w | 0.2mIU/ml |
3w | 20~50mIU/ml |
4w | 50~200mIU/ml |
5w | 200~1000mIU/ml |
6w | 1000~6400mIU/ml |
7w | 4000~12800mIU/ml |
8w | 4000~256000mIU/ml |
9~11w | 8000~256000mIU/ml |
11w〜 | 12800~64000mIU/ml |
先生は前回ダメだった時と変わらず、ポーカーフェイスのまま。
おめでとうございます。
。。。Σ(‘◇’*)エェッ!?
一瞬何を言われたか分からず、間をおいてから「本当ですか?!」 と聞くと、初めて先生は顔をほころばせました。
全然期待していなかったのに!
後ろにいた看護婦さんにも「おめでとうございます^^」と言われて、ようやく脳みそがついてきたところで、喜びが湧き上がってきました。
前回の妊娠判定についてはこちら。
着床確認で思いもよらない診断が…
そのままニヤけた顔で、膣口超音波検査です。
いつもは不快なだけのエコーも、この時ばかりは早く見たくて、いそいそと診察台に乗ります。
そして左手にかけられたモニターに映し出されたものを見てすぐ、先生から衝撃の一言。
双子ですねえ。
(*´Д`*)え〜〜〜っ
まさかの成長不良とされていた胚も含めて、ふたつとも子宮にとどまってくれていると言うのです!
これは考えてもみなかった。←
そりゃ胚をふたつ戻せば、双子になる可能性も当然ありますよね(^^;
妊娠率を上げようとか、そういった計画的な狙いもなく、必要に迫られての判断だったので、ふたつとも着床すると思いもしなかった。。。
後悔はありませんが、本当に「びっくり!」といった感じです。
凍結胚をふたつ戻すことになった経緯はこちら。
凍結胚をふたつ戻したら双子になった
経膣エコーのモニター画面を見ると、確かに黒い丸がふたつ。
妊娠が陽性になっただけでも嬉しいのに、喜びは2倍です!
これが赤ちゃんになるの。。。
まだすぐには信じられない気持ちで、ぼーっと双子の卵を眺めていました。
その後、診察室に戻ると先生から、今後の流れについて説明があります。
その間は1週間ごとに通って、経過を見ること。
生活においての注意点を聞きましたが、「アルコールとタバコだけ気をつければ普通にしていて大丈夫」という事でした。
貼り薬・膣剤・服薬が続く事にはゲンナリ & ガッガリでしたが、それ以上に嬉しくて、話を聞いている間も笑みがこぼれます。
ホルモン補充治療についてはこちら。
帰ってから、主人とも喜びを分かち合って、今までの治療が実った事をお祝いしました。
当然まだお腹に赤ちゃんがいる実感なんてありませんでしたが、主人の願いを叶えられた事にホッとして、こうして結果が出た事が嬉しくて。
久しぶりに幸せな気持ちで眠りにつくことができた夜でした^^
不妊治療を始めた経緯についてはこちら。
まとめ
- 胚移植直後の安静期間がなくても妊娠率に影響はない
- 妊娠判定までの期間は、神経質にならずに普段通りに過ごそう
- 胚をふたつ戻したら双子を授かる可能性があることを忘れずに!
というおはなしでした。
まだ多胎妊娠について何も知らなかった、この時。。。
無知ゆえの無邪気さで喜べたのは、思えばこの日だけだったかもしれません。
着床すれば「幸せな気分」が続くかと思いきや、これから始まる辛く苦しい「流産」に怯える日々の幕開けだったのです。