血液検査の注射の写真です。

妊娠8カ月の妊婦健診で行った血液検査の結果で気になるところがあったので、自分で調べてみました。

検査項目が多かったので、基準値を超えたところだけピックアップしてみたところ、妊婦が陥りやすい項目の数値が悪化していました。

妊娠後期、双子妊娠などの健康診断で基準値外になった項目がある場合、以下の点かも知れません。

 

  • タンパク質の減少
  • 赤血球の減少
  • 尿素の減少
  • 肝機能の低下
  • 白血球の減少


血液検査の項目の原因と、考えられる疾患を順番に見ていきたいと思います(^-^)/

 

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妊婦のたんぱく質(TP)の数値が低い場合

栄養状態や肝臓・腎臓機能を調べる検査です。

身体の栄養源となり、血液の浸透圧の維持を保つ役割がある血清中のタンパク質の値を調べます。

血液検査でのタンパク質の項目は、アルブミンALB)とグロブリン(細菌や感染を防ぐ、血液の凝固因子、鉄などを運ぶ等)に分かれています。

そして、アルブミンとグロブリンを合わせたものが総蛋白TP)になります。

血清のたんぱくは、主にアルブミンとグロブリンで構成されているので、グロブリンとの比率(アルブミン/グロブリン比=A/G比)で病気が診断されるそうです。

妊婦の血液検査 総たんぱく(TP)

常に体内で一定の状態が保たれているが、肝臓や腎臓などの機能に異常が生じると、血清たんぱくの値が変動する。 

 

私の検査結果
TPが低かった … 5.4g/dl
基準値 6.5〜8.2g/dl

血清総たんぱく数が低い場合

肝硬変
肝臓のはたらきが低下してたんぱくの合成が十分にできない


腎臓の病気
尿の中にたんぱく質が流れ出てしまうため。ネフローゼ症候群など。


重症の感染症やがん、甲状腺機能障害
血液中のたんぱく質が大量に消費されるため。 


消化吸収障害
たんぱく質を正常に吸収できないため。


栄養摂取不足
健康な人でも、偏った食事をしていると、低たんぱく状態になる。



血清総たんぱくの値が高い場合

慢性の肝臓病、感染症、自己免疫疾患、多発性骨髄腫など。


妊婦の血液検査 アルブミン(ALB)

アルブミンは血液中で最も多いタンパク質で、肝臓でつくられる。血液の浸透圧を調整するのに重要な物質。 

私の場合は…
ALBが低かった…3.2g/dl
基準値 3.8〜5.1g/dl

 

アルブミンが低い場合

肝硬変、劇症肝炎
肝臓でつくられるアルブミンの量が減るため。 


甲状腺疾患、炎症性疾患、がん
アルブミンが消費されるため。

栄養摂取不足
健康な人でも、偏った食事で栄養状態が悪いと低値になる。


その他
むくみや腹腔内に水がたまる腹水の原因になる。


 

タンパク質の項目について
栄養摂取不足でもタンパクの数値が低くなるようです。

双子妊娠だとどうしても足りなくなる部分かも知れませんね(;´・ω・)



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妊婦の肝機能の数値に異常があった場合

肝臓・心臓などに多く含まれているアミノ酸代謝酵素で、肝臓や心臓機能の検査になります。

ASTとALTは肝臓の細胞が壊れたときに上昇する酵素で、肝機能の障害や炎症がわかります。

基本的には、ASTとALTを組み合わせて評価します。
ALPは甲状腺機能異常、LDHは心臓や血液疾患でも上昇します。

妊婦の血液検査 肝機能

ALT(GPT)
現在壊れている肝細胞はどの程度かを示す。
肝臓は再生可能な臓器のため、細胞が壊れた量だけ再生できれば機能は低下しない。

検査値が多少基準値を超えた場合にすぐに異常とするのではなく、GOT(AST)検査や他の検査などと総合的に評価する。


私の場合は…
ALTが高かった…39U/L
基準値 6〜30U/L

ASTはセーフ!…31U/L
基準値 13〜33U/L

 


GPTが高かった場合

急性肝炎
早期からGOTとGPTが高値を示し、特に黄疸がある場合には、500~3000IUくらいまで上昇。

ウイルス性肝炎の場合は、発症後2ヶ月以内に基準値に戻り、約7割のケースで跡形もなく治る。


慢性肝炎

活動型
 100IUを超え、中等度の上昇。治りにくくて肝硬変まで進みやすい。

非活動型
 50~60IUの軽度の上昇。比較的治りやすい。


ほかの検査や肝臓の組織片をとって調べる組織検査などに基づいて診断される。


劇症肝炎

GOT、GPTともに1000IU以上の著しい上昇。
黄疸が現れ、腫れていた肝臓が突然縮小して昏睡におちいり、死亡することも。 


肝機能の項目について…
そこまでの急激な数値の上昇ではなかったため、とりあえずは様子見のようです。

ウテメリンの長期使用の副作用で肝機能が落ちることがあるようなので怖いですね(;゚Д゚)

妊婦の場合はHELLP症候群、急性妊婦脂肪肝などの重症疾患で異常値となります。

妊婦の尿素の数値が低い場合

たんぱく質は体内でエネルギーとして利用された後、肝臓で尿素に変えられ、腎臓から尿で排泄されます。

タンパク質が分解された後の尿素の量で、腎臓の機能を見る検査です。

 

妊婦の血液検査 尿素窒素(BNU)

尿素窒素とは、血液中に含まれる尿素。

蛋白質 👉 分解 👉 アンモニアが発生(有毒) 👉 肝臓で代謝 👉 尿素(無害)

尿素は、体内で蛋白質が分解されてできる最終代謝産物で、腎臓の糸球体でろ過されて、尿中へ排泄されるが、一部は血液中に戻ります。

私の場合は…
BNUが低かった…2.6mg/dl
基準値  8.0〜20.0mg/dl

 

尿素窒素が低い場合

肝障害
アンモニアから尿素に変換される作業が障害されるため。


タンパク質不足
蛋白の摂取量が減少すれば、その分尿素の作られる量が減るため。


妊娠
胎児の成長に母体の蛋白が消費されること、妊娠により循環血液量が増えるため。

 

尿素窒素の項目について
そもそもタンパク質の項目が低いので、尿素の値も低くなるのは、妊娠による必然なのかもしれません。

特に妊娠後期の赤ちゃんの成長は著しいので、供給に追いつかないのでしょうか(^^;
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妊婦の赤血球の数値に異常があった場合

貧血や多血症の有無が分かります。

貧血とよく言いますが、血液中の赤血球が少なくなることを貧血といいます。

妊娠中は、血液増加とともに、血漿が増えるため、赤血球が薄まったような状態になっているため、貧血になりやすいとされています。

ヘモグロビン濃度(Hb、HGB)やヘマトクリット(Ht、HCT)などを目安にします。


貧血と診断されるライン
妊娠初期 … Hb 11g/dl未満
妊娠中期 … Hb 10.5g/未満
妊娠後期 … Hb 11g/dl未満

貧血には、鉄のお薬を処方され、投与することが一般的です。

妊婦の血液検査 ヘモグロビン(HGB)

赤血球中の大部分を占めている。ヘムという色素とグロビンというタンパク質から出来ている。

酸素を体内に運ぶ 👉 二酸化炭素を肺で放出 👉 再び酸素と結びついて各組織に運ぶ 


私の場合は…
HGBが低かった…11.1g/dl
基準値  12.0〜16.0g/dl

 

ヘモグロビンが低い場合

小球性低色素性貧血
赤血球の数が減ると同時に1個の赤血球に含まれるヘモグロビンも減る。


正球性正色素性貧血
1個の赤血球に含まれるヘモグロビンの量は同じで、赤血球の数が減少する。


ヘマトクリット(HCT)

血液中に占める血球の体積の割合をパーセントで表わす。
ほぼ赤血球の体積比と等しい。

 

私の場合は…
HCTが低かった…34.5%
基準値  35.0〜43.0%



ヘマトクリットが低い場合

鉄欠乏性貧血
赤血球数の減少よりも、ヘモグロビンやヘマトクリット値の減少が大きい。


再生不良性貧血
赤血球数の減少の他、白血球数や血小板の減少が見られる。

 

その他の項目

平均赤血球容積(MCV)
各赤血球の占める容積の平均値。


平均赤血球色素量(MCH)
各赤血球中に含まれるヘモグロビン量の平均値。


平均赤血球色素濃度(MCHC)
一定量の血液中の赤血球容積に対するヘモグロビン量の割合。



上記の項目の含めて、赤血球数とヘモグロビン量を比較することによって診断されます。

貧血の項目について
逆に血液が必要以上に濃い場合、血の塊である血栓が作られやすくなり、血管を詰まらせることがあります。

妊娠初期に血液が濃い、妊娠中期に血液が薄まらない、妊娠後期に血液が急に濃くなった場合は、妊娠高血圧症の可能性もあります。

貧血とは身体の酸欠状態にあたり、赤ちゃんも平常時に比べると苦しい思いをしているかもしれないんだと考え、キチンと対策をとることが必要です。

改善するにはサプリメントも有効です。妊娠中は悪化しやすいので、数値が改善後しても、しばらくは継続した方がいいでしょう。


貧血に効くおやつはこちら

 

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妊婦の白血球の数値に異常が出た場合

血液中の白血球の数でを調べる検査です。

白血球は細菌やウィルスなどから感染を防ぐ役割をします。

白血球がの増減で、身体のどこかに細菌などが入り込んでいないか、炎症を起こしていないかが分かります。

 

免疫状態をチェックする項目にあたります。
白血球は5つの種類があり、通常白血球に分類されるの免疫細胞のバランスを調べることで診断します。

妊婦の血液検査 白血球の好中球(NEUT)

アメーバのように動き、外部から侵入した異物を取り込み、殺菌する機能がある。


私の場合は…
NEUTがちょびっと高かった…74.1%
基準値  45.0〜74.0% 



白血球その他の項目

好酸球(EOSINO)
好中球と同様の働き。更に寄生虫を殺傷する機能も。

好塩基球(BASO)
皮膚の慢性アレルギーやアナフィラキシー・ショックなどに関与している。

単球(MONO)
貧食能が強く、老化した血球の分解や殺菌。
異物を取り込んだ際に、リンパ球にそれを伝達する働きも。

 

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妊婦の血液検査 リンパ球(LYMPHO)

Bリンパ球とTリンパ球がある。
Bリンパ球は異物に対する抗体を生成、Tリンパ球はウイルスと闘う機能。

 

私の場合は…
LYMPが低かった…17.6%
基準値  27.0〜47.0% 

 

  白血球の数値が高いもしくは低い場合

ストレス
運動やストレスによっても白血球数は増えるとされている

感染症
細菌感染、肺炎


血液疾患、悪性腫瘍
白血病、多血症、急性出血


組織の損傷
肺梗塞、心筋梗塞、腎不全、火傷


その他
骨折、腎不全

 

白血球の項目について
基準から上下一割程度は許容範囲と考えていいそうです。

ただ基準値内でも、以前の検査値と大きく変わった場合は注意が必要です。

白血球のバランスは、感染症などの病気によっても多少異なるので、血液検査と他の検査と組み合わせながら診断をしていきます。

 

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総合的に振り返る

数値から総合して、すぐにどうこうというものは無かったのか、ドクターチームの回診の時には特に何も言われませんでした。

しかし一回の血液検査で全てが決まるわけではないとは言え、基準値より外になったと言うことは、今後の注意が必要なのは確かです。

 

妊娠後期には子宮も大きくなり、身体の負担から来るストレスも増える時期です。

心身共に気をつけるべき時期になってきたのだと思います。

 

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肝機能の懸念

肝機能に関しては、以前(20年弱前)ウィルス性の肝炎になった事もあったので、ちょっと心配はしています。

まあすでに完治済みで、妊娠前に行ったものも含めて肝炎検査ではずっとシロです。

一応、朝の健診の時に強面ヤクザ先生に聞いた時も、「今回ちょっと高く出ただけだから、そんなに気にしなくて良いよー」とアッサリ言われたので、大丈夫と思おう!

(血液検査結果のときにわざわざ「経過観察」と研修医さんが伝えてくれたのは、大事をもって伝えてくれたのでしょう。。。)

調べてみるキッカケになったので、勉強になったし良かったと思います^^


妊娠中のストレスについてはこちら。

 

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妊娠中に影響が出る項目

調べてみて、当てはまるとすれば、それは。。。

双子妊娠による弊害の栄養摂取不足とストレス‼️


ずばりこれでしょう。


妊娠中、特に双子などの多胎の場合は、たんぱく質と鉄分が足りなくなると雑誌やネットで言われていますが、本当にちゃんと検査で分かるものなんですね。


思えば差し入れで量は良く食べていますが、主に野菜と果物とお菓子だわー(^◇^;)

妊娠後期に入ったころに、栄養バランスをもう一度見直した方がいいのかもしれないですね。


病院食についてはこちら。

 

タンパク質不足の場合

現在、管理入院中の私の食生活と言えば、病院食なので全体のバランスは悪くないと思いますが、双子妊娠には足りないのかも?

鉄分は個人的に毎朝の小魚とプルーンを続けていて、たんぱく質(お肉・お魚・牛乳など)は、病院食の朝30〜40g・昼と夜に50〜70g になります。 


上記は食物の重さなので、実際に食物に含まれるタンパク質の量は多くて2割くらい。

ごはんや野菜などにも少量は含まれているそうですから、おそらく1日50〜60g位は摂れてるのかなって感じです。


ちなみに一般的に必要なタンパク質量は、最低でも体重×1g。
(例…50kgだったら、50g)

妊娠中は単胎で、30wまでは65g、31w以降は85gと言われています。



双子なので倍とはなりませんが、後半はもう少し摂った方が良いのかもしれません。

妊娠中の健康診断で、もし血液検査で気になった項目があったら、栄養面を見直すチャンスですね!

 

自宅でチェックしたい場合はこちら

こちらは自宅で簡単に血液検査などができるキットです。

 

血液検査一つあたり10分、尿検査は3分で検査できます。
血液検査も尿検査もそれぞれ3ステップで終了という手軽さ!

 

さらに希望者全員に、医師が電話で検査結果を詳しく説明してくれます。

病院では細かく説明してくれない事が多いので、病院で受けるものより丁寧で親切かもしれません(笑)

 

人間ドックなどのキットもあるので、気になった方はご家族で自宅で簡単検査を受けてみてはどうでしょうか♫

 

 

妊娠中の栄養についてはこちら。

 

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まとめ

  • 妊娠中期~後期に行う血液検査では末梢血液(赤血球、白血球、ヘモグロビン、血小板など)、肝臓の働き(GOT、GPT)、栄養状態(TP)の他にも血糖値コレステロール値なども調べる
  • 妊娠してからの食事の生活習慣があらわれるので、見直すきっかけになる
  • 双子妊娠の私は栄養不足とストレスの影響が出た結果でした

 

というおはなしでした。

血液検査って、項目がずらっと並んでいて、いまいちよく分かりませんでしたが、調べてみると妊娠の影響が確実に反映されるんだなーと思いました。

基準値を少し超えたくらいでは、レッドカードにはなりませんが、今後悪化する可能性の芽でもあります。

私の場合は、以下のことに気をつけようと思います!

今後の目標
  • 栄養が足りていない
    タンパク質と鉄分をもっと積極的に摂る!

  • ストレス
    入院中だから仕方ないよね! (ええ〜)



皆さんも一度見直されてみてはいかがでしょうか^^

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