皆さんは、どのタイミングで不妊治療を考え始めましたか?
私は、特に避妊もしなくなって、1年半くらい経った頃でしょうか。
不妊の知識ゼロから調べた結果、「早急に不妊治療に取り組まないとまずいらしい」と気づいてからは、毎日そのことばかり調べていました。
まずは気になる不妊症の原因や費用、不妊治療を始めるのかどうするのか、夫へ相談するまでの様子を詳しくまとめました。
これから不妊治療を考えている方の参考になればと思います。
目次
不妊治療を始める前に① 夫婦の現状を知る
結婚してから、もしかして妊娠? なんてこともなく、ある意味では平和に過ごしていました。
しかしこのまま自然に身を任せて良いものなんだろうか??
そう漠然と思って、いろいろと調べ始めてから、不妊治療をスタートするまでは早かったと思います。
まずは妊娠の現実を知ることからスタートしました。
妊娠のタイムリミットは35歳?
大半の女性は一般的に、35歳になるまでには。。。と言われているのを聞いたことがあると思います。
その頃を境に妊娠率が下がるからだそうですね(ーー;)
当時の私は、まだ33歳だけど、2年なんてあっという間です。
今までタイミングを狙ってしたことは無いものの、もし子供が欲しいとなった時、何も対策しなくていいのかな?
そんな軽い気持ちで「妊娠」「不妊」について調べてみました。
避妊しなかった場合、自然妊娠をする確率
調べてみてわかったのは、
- 健康的な男女であれば、避妊しなくなって、1年以内で80%、2年以内で90%は自然妊娠する。
- もし2年経っても妊娠しないのであれば、「女性側・男性側・もしくは両方」のいずれかに不妊因子がある可能性がある。
- 子どもを望んで一年たっても自然妊娠しなかった場合は、検査を受けるべきである。
という、衝撃の事実!
な、なんですってー∑(゚Д゚)
そんなの学校では習わなかったよ!
(少子化を食い止めたいなら本気で教えるべきだと思いますよ…)
私たち夫婦の場合を考える
さらに調べると、不妊治療がいかに大変であるか、すぐに理解できました。
どうやら私たち夫婦は、すでに楽観視できない立場だとわかります。
- 1年半以上、避妊していない
- 夫婦2人とも若くない(私33歳、主人39歳)
- 特に危機感もなく、対策も努力もなし
- 私は慢性的な生理不順
これって、不妊症の確定案件じゃないでしょうか。。。(;´・ω・)
不妊治療を始める前に② 不妊症について詳しく知ろう
まずは前知識として、Google先生に聞いてみました。
不妊症の原因
排卵因子、卵管因子、男性不因子が不妊症の3大原因とされている。
女性因子
- 排卵障害(排卵因子)
- 閉塞、狭窄、癒着(卵管因子)
- 子宮筋腫、子宮内膜ポリープ、先天奇形(子宮因子)
- 子宮頸管炎、子宮頸管からの粘液分泌異常(頸管因子)
- 抗精子抗体(免疫因子)
男性因子
- 性機能障害(射精がうまくいかない)
- 精液性状低下(精子の数や運動率が悪くなっている)
- 精液性状低下は、軽度〜中等度、高度〜無精子症に分けられる
不妊治療の流れ
- 一通りの検査
- その結果によって治療の方針を決める
- 治療の開始
不妊治療の費用
- タイミング法(保険適用)1回数千円程度
- 人工授精 (保険適用外)1回1~2万円
- 体外受精 (保険適用外)1回20~60万円
ただし体外受精は、国の特定不妊治療助成事業の公的補助を受けることができる。(上限あり)
不妊治療を始める時は夫婦で不妊検査
不妊症を疑ったら、まずは不妊検査!
悩む暇があったら1日でも早く検査を受けてください、とどのサイトでも口を揃えておりました(ーー;)
しかも夫婦一緒に行うのが最善のようです。
不妊症を知って、不妊治療に踏み切るまでの葛藤
気になり出したら検索魔の私は、とことん調べ尽くします。
体験談を読むと、長い間治療されている方も多いようでした。
心の底から熱望しているのに、一生懸命努力もしているのに、結果が伴わない。
そのやるせなさは計り知れません。
果たしてそうなった時に、私は耐えられるのか?
高齢出産のリスクも見逃せない事実でしたが、辛くて出口の決まっていない長期治療に踏み込むべきなのか、ひとりではなかなか結論がでません。
主人に決めてもらうことにしました
主人に聞いて、少しでも難色を示したら辞める!
単純ですが、それが一番な気がしました。
私の一番の懸念は、主人が子供を欲しいのに、そのタイミングを逃してしまうこと。
今なら間に合うこの時に、決断を迫ることにしたのです。
不安要素
不妊治療の話題って、女性から持ちかけるパターンが多いのではないでしょうか?
女性は現実的ですが、男性はセンシティブな面が大いにあるような(^_^;)
不妊の体験談を読むと、
- 夫が話も聞いてくれずに非協力的
- 不妊検査は男性のプライドが傷つく
- 金銭的な問題で嫌がられる
- 形式的で楽しめなくなる
といったような悩みを持っている方が散見できました。
女性側の方が明らかに負担が大きいのに、さらに夫からネガティブな対応をされた話を読むと、なんだそりゃあ! やってられっかー! って感じですけども(;´д`)
この問題提起で、今の良好な関係や、幸せな生活に溝ができちゃったりしたら嫌だなーと随分と悩みました。
後押ししたのは年齢のタイムリミット
だがしかし。
自然妊娠を諦めずにタイミング法をするにしたって、どんなに順調にいっても、生理は1ヶ月に1回しかなく。
チャンスは1年でたった12回だけです。
さらに運良く妊娠できても、産むのは10ヶ月も先。
あと数ヶ月で34歳になる私には、のんびり悩んでいる時間などなかったのです。
不妊治療を始める前に③ パートナーに不妊治療の相談をする
ようやく決心がついて、タイミングを見計らっていた私。
家の中で改まってと言うのも何だか嫌だったので、ある天気のいい日の昼下がり、外で歩きながらキッカケを作ってみました。
【実録】夫に不妊治療の打診をするの巻【会話形式でお送りします】


でも、もし絶対に子供が欲しいなら、遅くなればなるほど出来づらくなるって言うし、単純に子育ての体力も年齢的にキツくなっていくかなぁって思うけど、どう?

うんうん、そう言うと思っていました。

でも夫くんが望んでいるのに、私の年齢のせいでダメだったというのは絶対に嫌だなぁと思ってて。
いざとなれば養子とか代理母でもいいかなとは思うんだけど。

もちろん私もそれが一番だと思ってるよ〜 と前置きをして、ついに本題です(>_<)

まだわからないけど、もしかしたら何かの原因で出来づらい体質かもしれないし、早いうちに一度ちゃんと調べてもらったほうがいいかなって。


内心ドキドキしながら核心に触れます。しかし主人は驚きもせずアッサリ、

…おや?
終わった?
ここまで正味5分くらいでした(^^;;
私の心境
主人と不妊について話したことは一度もなく、どういった反応をするのか全く予想できず。
話を切り出した時点でも「もし主人が乗り気でないのなら、それならそれで良いや」と思っていました。
私の中では、主人の希望が一番で、自分自身は「絶対に・今すぐ」子供がほしい訳ではなく。
また不妊治療を現実で本当に進めていくことに、若干の恐怖もあったんですよね。
でも主人の迷いのない答えに、ふぁ~っと目の前の霧が晴れていくようでした。
不妊治療を始めるぞ! と、心が決まった瞬間でした\(^o^)/
不妊治療の情報共有と今後の相談
病院のHPやまとめサイトを参考に、具体的な検査内容や費用なども含め、不妊治療は簡単なものではなく、時間と労力とお金がかかることを伝えていきました。
主人は厳しい現実に驚きながらも、

でも費用的なことは気にしなくていいし、Lunaiの良いように一緒にやってみよう
と、まるで理想的なお答えとスタンス!
知っていたけど、出来た旦那さまで素敵すぎます(*’▽’*)
その日のうちに不妊治療の病院を決めました
こうしていくつかピックアップしていた病院から、某有名人も通っていたと言う評判の個人院が隣駅にあったので、そこにすることに決めました。
選んだ理由としては、
- 自宅から近い
- お互いの勤務地からも通える範囲
- 不妊専門で個人病院
- 口コミがよかった
- 駅近
といった点でしょうか。
特に病院までの距離は大事だと思います。
いくら評判が良くても、通うのに一時間近くかかっては続けていけません。
翌日には不妊治療の初診予約をしました
善は急げと、さっそく電話をかけると、 通常の予約は出来るそうですが、 初診の予約はかなり先まで埋まってしまっているそうΣ( ̄ロ ̄lll)
特に土曜日は数カ月先まで無理といわれて、主人と一緒の初診は泣く泣く諦めることに。
2回めからは土曜日の予約も大丈夫らしいので、まず先に私が平日に予約して初診を受けることにしました。
初めての診察は3月3日、桃の節句のひな祭り!
折しも女子の健やかなる成長を祈る、その日となったのです。
まとめ
- 自分たちの現状を正確に把握
- 不妊症について知る
- パートナーに意思確認
以上が、不妊治療を始める前にするべきこと3つになります。
パートナーに相談しなくちゃ始まりませんが、話すまでは迷いがありました。
でも実際話してみると、ひとりで悩んでいた期間はなんだったのか? と思うくらいストレスフリーな話し合いでしたね^^
むしろ大事にされている実感を得られて、とってもハッピーな気持ちになりました。
不妊治療には、パートナーの理解と協力が不可欠であるのは確かです。
お互いに不安な時には、一番に相談できる相手でありたいですね!