妊娠18wで切迫流産と診断されて、ようやく妊娠22wまでたどりつきました。
本当に辛くて長かったです!
次の目標は妊娠28w「後遺症なき生存」と呼ばれる時期でしょうか。
今回は妊娠22wの胎児や母体の変化の様子と、妊娠6カ月目の双子妊娠の妊婦健診の結果をまとめました。
目次
妊娠22週
妊娠22週は「生育限界の境界線」
管理入院から退院して、妊娠22wを迎えられました。
妊娠21wまでは「流産」となりますが、妊娠22wからは「早産」となります。
これは生育限界ラインをこえて、胎児が何らかの理由で早期に子宮の外に出てきたとしても、生存できる可能性が高い境界線として、「生育限界の境界線」と言われています。
境界線を超えた時期ではありますが、生存率は30~40%、後遺症のリスクは90%もあります。
まだまだ油断はできませんが、無事に妊娠22wを迎えられてよかったと思います^^
早産のリスクについてはこちら。
妊娠22週の胎児の様子
- 胎児の大きさ……約230~280mm
- 体重……約400~600g
大きく体を動かせるように
- 消化器、泌尿器などの器官や臓器の機能が成熟してくる
- 体の部位も細部の成熟してくる
- 骨がしっかりしてくる
- 体の末端まで筋肉がついてくる
大きな音に反応するように
- 聴覚が発達してくる
- 記憶や思考をつかさどる脳神経が発達してくる
- 呼吸様運動が始まる(羊水を飲み込んで肺の中にためて吐きだす)
- 上下のまぶたが離れてくる
- 顔立ちがはっきりしてくる
このころから、外からの大きな音には少しずつ反応するようになるそうです。
もし胎動を感じたら、キックゲームをしてみたり、おなかに向かって話かけてみるとよいかもしれません。
胎動についてのまとめはこちら。
一般的に、身体が成熟してくる23週ごろから、男女の外性器が見えるそうです。
私の場合は、管理入院が決定した妊娠18wにはエコーで性別の確認が取れていたので、それぞれの赤ちゃんの様子や病院によって告知される時期が変わってきそうですね^^
性別診断を受けた時の診察の様子はこちら。
妊娠22週の母体の様子
- 子宮底長は約18~21cm
- 子宮は大人の頭を上回るくらいの大きさ
胎動がダイナミックになってくる
- 大半が胎動を感じるようになる
- 赤ちゃんの位置がわかる
- お腹が大きくなって足元が見えづらい
子宮が大きくなることで身体に影響が出る
- 母体の体重が増えやすい
- 体の重心がずれて、腰や背骨に負担がかかり、痛みが出てくる
- 身体が重くなり、足の筋肉に負担がかかって、ふくらはぎがつる(こむら返り)
- 子宮を支えている筋肉が伸びるため、下腹部や足の付け根に痛みを感じる
このころから赤ちゃんもママも体重が増える時期になります。
4週間で2倍ほど成長する赤ちゃんに、ママの身体はますます悲鳴を上げていくことに。。。
私は自宅安静でほぼ寝たきり生活ですが、双子のためお腹の大きさもこの時期にしては大きく、起き上がるのがつらくなってきました(´-∀-`;)
自分の身体を支えるのも大変になってくるので、体重をあまり増やしすぎないように注意が必要ですね!
妊娠中の体重管理についてはこちら。
妊娠6カ月の妊婦健診の様子
ついに退院してから初めての妊婦健診です!
気温が3月下旬ほどで、そこまで寒くないのは幸いでした。
しかし久々にパジャマ以外の服に袖を通すと変な感じです(^^;
大人しくしていたとはいえ、やはり子宮頸管長の長さがどうなっているか不安しかありません。。。
退院時の様子はこちら。
採血で貧血が出た
採血は入院してた分、検査が多くなるので、通常より一本多い3本でした。
すぐに検査にまわされ、検査結果が出てからの診察になるので、1時間ほど待たされます。
母子外来は設定温度が高め。
眠気覚ましに廊下のトイレにいくと、入院時にお世話になった看護婦さんと偶然に会って、ご挨拶しました。
ようやく診察室に呼ばれると、久々の強面ヤクザ先生が。
張りや便秘はないか簡単に聞かれます。
検査の結果、
- 採尿ではタンパクや糖は出てない
- 採血で貧血が出ているので、鉄剤を処方する
ということした。
まずは妊娠糖尿病になっていないことに一安心!
妊娠糖尿病のリスクについてはこちら。
貧血は、やはり胎児が大きくなってくると余計に血液が不足してしまうんですね~。
一応、鉄分をとるような食事を心がけていたのになあ(;´∀`)
妊娠中に必要な栄養についてはこちら!
やっぱり入院時は鉄サプリを摂ってたのがよかったんでしょうか。
入院中に出されていた鉄サプリはこれ!
なんに混ぜても気にならないですよ~。
今回処方されたのは フェルムカプセル100mg
が、1日1回飲めば鉄が100mg摂取できて、貧血を改善してくれるそうです。
飲み合わせでタンニン酸含有食品(濃いお茶やコーヒー) とは同時に飲んじゃダメだそう。
ちなみに、以下の記事の「卵子の質や卵巣の改善方法」は、血液を増やして血流をよくすることについて書いてあるので、貧血の方にもおすすめです。
赤ちゃんにとって「居心地の良い子宮」にするためにも、貧血の方は冷えを改善して血流を増やしましょう!
妊婦検診の腹囲と子宮底
まずはメジャー測定で、腹囲84cm、子宮底25cm。
妊娠6ヶ月で、さっそく子宮底長が単胎の平均を越してきました。
最近むくみが気になっていたのですが、触診では問題なしとのこと。
エコー検査で横位が確認された
双子は二卵性で、卵膜と胎盤がちょうどわかりやすく上下でわかれています。
兄は綺麗に頭位で、弟は右側を頭に第二横位になっているそう。(第一横位は左側に頭)
逆子は聞きますけど、横位って珍しいですよねえ。。。
でも確かに上下で分かれていて、上にいるなら、横向きの方が居心地が良さそう(笑)
単胎だと8ヶ月くらいまではクルクル動く時期という事らしいです。
双子なので早いうちに子宮が狭くなる気もするので、位置が固定しちゃう前に向きが直るといいなあ(´-∀-`;)
妊婦健診で双子の体重は?
兄は516g、弟は562g ということで、ほぼ同じくらいでした。
ドキドキしていたので、ホッと一安心!
腹部プローブをあててる間にもよく動いていて、顔立ちや体勢も分かりやすく見えるようになってきました。
妊婦検診の子宮頸管長
その結果は。。。2.9cm Σ(゚д゚lll)ガーン
退院時の4㎝より、どどーんと短くなってるぅ!!
いや、しかし子宮頸無力症のふわゆる区間ではあります。。。
まだマクドナルド手術の糸の部分までは下りてきていないと思うしかない。。。
生活も寝たきりじゃなくても良いよ〜
とのお言葉をいただきました。
次回の診察は2週間後!
と言われ、退院後初の妊婦健診は終了しました。
妊婦健診にかかった費用
- ・退院時の院内処方薬代 1530円
- ・前回マタニティクラス参加費 1000円
- ・健診 保険外負担 3000円
- ・検査と投薬診断費 630円
- ・院外処方薬代 1840円
ちなみに、この日は助産師さんのお話もあったのですが、それはまた別の記事にまとめたいと思います!
まとめ
- 妊娠22週目は流産から早産に変わる「生育限界の境界線」で、赤ちゃんの成長も活発な時期
- 母体の身体的負担が顕著になって、体重増加、貧血や妊娠糖尿病などが増えてくるのも妊娠22週目
- 双子の発育は順調で、子宮頸管長はバッチリ短くなってたよ!(涙)
というおはなしでした。
- 精算も終わったら、来院から悠に3時間は過ぎていました。
- ほとんど座っていたのですが、疲れてしまって帰ってからはお昼寝タイム。。。
- 理想的な数値ではなかったものの、とりあえず即入院の診断からは逃れられて、ホッとした1日となりました。