妊娠すると、赤ちゃんの分まで栄養を摂らなければいけないですよね。
基本はバランス良く食べることを心がけるのが1番ですが、いつもの食事だけではどうしても不足しがち。
妊娠中に補助的にサプリを上手に取り入れることで、赤ちゃんの健やかな成長の手助けができる6つの栄養素があります。
楽天でレビュー数NO1のサプリメントとともに、安全なサプリの見分け方や、妊娠中は避けるべきサプリをまとめました。
妊娠中に不足する3つの栄養素とは
妊婦に不足しがちな三大栄養素は、葉酸・鉄・カルシウムと言われています。
食品取扱基準で妊婦に追加される項目
その他にも、
- たんぱく質
- 脂質 (n-6系脂肪酸)
- ビタミンA、D、C、B1、B2、B6、B12
- パントテン酸
- ビオチン
- マグネシウム
- 亜鉛
- 銅
- ヨウ素
- セレン etc
と、たくさんの項目があります。
その中でも特に、妊娠中に摂ったほうがいい栄養素をランキングにしました。
妊娠中におすすめのサプリTOP6
- 葉酸【480〜340μg】
- 鉄【20mg】
- カルシウム【650mg】
- 亜鉛【11 mg】
- プロバイオティクス(善玉菌)【ビフィズス菌の場合100億個】
- DHA/EPA (魚油・オメガ-3系脂肪酸 )【2g】
【カッコ内】は妊婦の場合の1日の推奨摂取量になります。
妊娠中におすすめのサプリ① 葉酸
有名過ぎて言わずともがなですが、葉酸はDNAを合成するのに必要な成分。
胎児の器官形成期(〜12w)に葉酸が不足すると、脳や神経の先天性異常や障害のリスクが高まる事がわかっています。
妊娠は前触れなく降りてくるものなので、妊活中の方も摂っておくと良いかと思います。
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妊娠中におすすめのサプリ② 鉄
赤ちゃんが成長するにつれてママは2人分の血を造る必要があり、鉄が不足するとママの体調不良につながります。
鉄分の低値により貧血を生じる可能性が。
そのため女性は疲労を感じやすく、めまいや失神を起こすなど、免疫システムが弱って感染リスクが増大してしまうのです。
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おかげで1回も検査でひっかかることはありませんでした。
匂いがやっぱり鉄臭いですが仕方が無いですよね。。。
妊娠中にオススメのサプリ③ カルシウム
妊娠中は赤ちゃんの歯や骨形成のために、妊娠前よりも多くのカルシウムが必要になります。
カルシウムは赤ちゃんに優先的に使われるようになるので、母体に必要なカルシウム量が減少して骨密度の低下などが引き起こされることも。
またカルシウムが不足するとイライラにもつながります。
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妊娠中で足がつるし、イライラ激しいし、自身と子の骨強化になるかなと購入。
気休め程度に飲んでいたのですが、飲むのをサボってると足が連日つるように。
慌てて気をつけて飲み続けると、またつらなくなりました。
妊娠中におすすめのサプリ④ 亜鉛
女性ホルモンを高め、子宮の状態を良くするので、妊活にもオススメです。
タンパク質やDNAといったあらゆる細胞の中にある遺伝物質を合成するためにも、亜鉛は体に必要です。
妊娠中は胎児の成長(細胞分裂)を助け、免疫を強化します。
妊娠28w以降は胎児も吸収できるようになり、皮膚や味蕾(舌の味を感じるところ)の形成に役立つので、将来の味覚オンチをなくせるかも?
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そのおかげか、無事に妊娠することができました!
主人も体調が良さそうなので、購入して良かったです。
妊娠中におすすめのサプリ⑤ プロバイオティクス(善玉菌)
プロバイオティクスとは、ビフィズス菌・乳酸菌・オリゴ糖・プロピオン酸菌発酵由来の成分など、腸内フローラのバランスを改善することによって宿主の健康に良い影響を与える「生きた微生物」全般のこと。
腸内環境の改善をすることで身体の免疫機能のアップし、張りの原因にもなる便秘の解消にもつながります。
妊婦がプロバイオティクスを摂取することで、赤ちゃんのアトピー性皮膚炎が予防されたという研究報告も。
世界アレルギー機構(WAO)でも、赤ちゃんの湿疹の予防に有益である可能性が高い、という研究レビューを2015年に発表しているそうです。
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緩くなるというよりすんなり出るようになりました。
これからも飲み続けます。
妊娠中におすすめのサプリ⑥ DHA/EPA(魚油・オメガ-3系脂肪酸 )
胎児の早産、成長不全、アレルギーや喘息のリスク減が期待できます。
(中略)片方にCRODA社のオメガ3脂肪酸サプリ(2.4gのEPA+DHA)、もう片方に同量のオリーブ油を妊娠24週から出産後1週まで摂取してもらい、生まれた子供を5年にわたって追跡し、喘鳴症状、あるいは医師により確認された喘息の発症率を調べている。
結果は明確で、喘鳴や喘息の3歳時点での発症率は、オリーブ油群で23.7%、魚油群で16.9%だ。(中略)
あらかじめ血中のEPAとDHA濃度が低いことを確認した母親を抽出して調べると、オリーブ油群34.1%に対し魚油群では17.5%と半分に低下する。(中略)
したがって、メカニズムはよくわからないが、オメガ3脂肪酸を妊娠中期以降に摂取すると、子供の喘息を防ぐ効果があると結論していいだろう。
またママの妊娠高血圧や産後うつ対策にも効果が期待できます。
妊娠中にDHAを摂ると、母体の血液中のDHAが増加し、胎盤を通じて赤ちゃんに届きます。
胎児期は神経細胞のネットワークの形成が盛んであり、細胞膜の材料となるDHAが必要となるため、妊娠期~授乳中にママがDHAを摂った方が良いと考えられています。
将来、子供のIQ・認知発達・視力・反射神経・集中力がアップするかも?
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途中で病院通いできなくなったのですが、サプリだけ続けていたら自然妊娠しました。
赤ちゃんが欲しい方はお勧めですよ。
妊婦に危険なサプリ
逆に妊娠中にタブーとされている栄養素にはどんなものがあるのでしょうか。
女性ホルモン様物質
- 大豆イソフラボン
- プレラリア
- レッドクローバー
- チェストチェリー etc
妊娠中は女性ホルモンが大きく変動し、そのバランスをさらに阻害してしまう可能性があります。
薬膳のハーブ
- アロエ
- ダミアナ
- フィーバーフュー
- サラシア etc
胎児への直接の影響と言うより、子宮収縮を促し早産になるリスクが多いと報告されています。
スパイス程度なら問題無いですが、サプリとして大量摂取は控えた方が無難です。
核酸
国立栄養研究所のデータによると、奇形児の生まれるリスクがあるとして、核酸を妊婦がサプリで摂取するのは危険とされています。
レチノール
胎児の奇形確率を上げる原因として悪名高いビタミンAですが、動物由来のレチノールが危険とされ、植物由来のカロチロイド(βカロチン等)は問題ないと考えて良いようです。
日本のサプリは、カロチロイドを使用している事が多いので、妊婦に影響が起こる事は少ないです。
ただし海外製品はレチノールが使われている事が多いので危険です。
また、サプリでなくても、レチノールが多く含まれる食品(レバーや鰻)などを、毎日大量摂取するのは控えましょう。
妊婦の1日の上限量は【3,000μgRAE】になります。
妊婦に安全なサプリの見分け方
サプリの胎児に与える効果ですが、妊娠・出産期に大規模な臨床実験が行いづらい事もあり、「100%効果がある」というデータが取れているわけではない、ということをまずは理解しましょう。
それぞれの栄養素の働きから考えられる効果を期待して、長期的に続けていくことになります。
妊婦が飲んでも良いサプリメントか確認する
食物ですら摂取量を控えた方が良いものがあるのだから当然ですが、 妊娠中には向かないサプリもあります。
注意文をよく読み、記載がない場合は必ず販売元に確認しましょう。
「今の自分」が飲んで良いサプリメントか確認する
妊娠中は目まぐるしく体の状況が変わっていきます。
サプリには様々な成分が含まれていて、その時の健康状態によっては服用をやめた方が良い場合もあります。
特に病院からお薬を処方されている場合は、飲み合わせもありますので、必ず担当医に相談しましょう。
例えば妊娠糖尿病になると、サプリに糖が含まれている事も多いので、使用を控える様に指導が入ると思います。
パッケージごと渡せば1番確実ですね(^_^)
少しでも怪しい販売元は避ける
妊娠中は添加物や化学薬品って気になりますよね。
化粧品ですら妊婦は無添加が良いとされているわけですから、口に入れるサプリは慎重に選びましょう。
特に海外製品は日本人向けに作られておらず、どういった工場や流通で販売されているのか不明瞭な物もあります。
HPなどで製造元を確認できるなど、信頼のできるサプリを探してみて下さい。
サプリメントの過剰摂取は避ける
何事も多ければ良いというものではありません。
妊婦が控えた方が良いと言われる食材も、毎日大量に食べなければ害が出ない物ばかりです。(煙草とアルコールは除く)
レバーを食べると奇形児が、なんて言われるのも、12wまでに動物性のビタミンAを大量摂取した場合です。
妊娠に良い葉酸も、後期に大量摂取すると小児喘息の確率が上がるとされています。
1日あたりの必要栄養量以上の余剰分は、吸収されずに体外に排出されてしまうので、決まった容量を守って毎日続けるのが一番です。
安全が確認されているサプリメントを選ぶ
ミネラル・ビタミン・魚油は安全性のデータも取れているので、そういったサプリをベースに摂取してはいかがでしょうか(*^^*)
逆にハーブ系は妊婦でとったデータは、ほぼありません。
ダイエットサプリなどに含まれていたりする事が多いので、知らずに摂取してしまう事もあり、注意が必要です。
国内製造のサプリメントを選ぶ
食物もサプリも国産のものであれば、国内の厳しい基準に沿って、毒性・安全性をクリアした添加物を使用しています。
また、日本の基準をクリアした商品であれば、ひとつの商品に1日の許容摂取量以上は含まれていないので、推奨量を超えないか気にしすぎる必要もなくなります。
サプリメントの用法を厳守
当然ですが、用法(空腹時は避けて食後、水で飲む等)もきちんと守ってくださいね^^
何事も食べ過ぎ、飲み過ぎは良くないですよ!
妊娠中から飲んでいたサプリメント
妊活を始めて、ようやく健康管理に気をつけるようになった私が、最初に買ったのは例にもれず葉酸のサプリ。
最初はお手頃価格のものを買ったのですが、結果中身を比較すると安かろう悪かろうで(^_^;)
様々なサプリをジプシーしていました。
葉酸を中心とした妊婦に必要な栄養素がギュッと詰まっています
そんな時に見つけたサプリメントはこちら。
妊娠してからは、これだけです!
妊娠~出産~授乳期まで続けられるところにひかれて購入。
母乳育児の場合、赤ちゃんの栄養源はママからだけ。
当然、授乳期まで赤ちゃんの分まで栄養は必要です。
合わせて妊娠中に不足しがちな鉄分やミネラル、カルシウムも取れて貧血防止にもなります!
しかも厚生労働省のマタニティーマークとタイアップしているというから、国からもお墨付きが付いてるサプリってことですね^^
安心の国内製造で、長く続けられるお値段も魅力!
病院食で使われているサプリメント
妊婦食についてくるサプリメントもあります。
病院で使われているものと同じメーカーのものを発見したので共有します^^
病院で出されるサプリメント① 鉄
病院の食事やおやつに時々つく鉄サプリ。
病院食でも鉄分は不足しがちなんですね!
病院で出されるサプリメント② 食物繊維
食物繊維の粉末です。
便秘を訴えると1日1袋つけてくれました。
妊婦の便秘におすすめはこちら。
まとめ
妊娠中にサプリなどで補助しつつ、摂取べき栄養素ベスト6は以下になります!
- 葉酸【480〜340μg】
- 鉄【20mg】
- カルシウム【650mg】
- 亜鉛【11 mg】
- プロバイオティクス(善玉菌)【ビフィズス菌の場合100億個】
- DHA/EPA (魚油・オメガ-3系脂肪酸 )【2g】
便秘には食欲繊維パウダーもオススメです^^
最近の日本は「痩せ願望」が強く、若い女性を中心に食事の偏りや低体重の割合が増えているそうです。
実生活だけであれば自己責任で済みますが、妊婦となったら話は別。
最近の低出生体重児の増加傾向と、妊娠中の軽度な体重増加量と関連が指摘されていることから、痩せすぎは赤ちゃんにまで悪影響を及ぼすことがわかっています。
適切な体重管理とともに、食事の偏りを見直し、サプリメントを利用して足りない栄養素を補いましょう!